嫌なことというのは言った側はわりとすぐに忘れてしまうものですが、言われた側は何年も言われたことを覚えてたりもします。
みなさんも一度は人から嫌なことを言われて嫌な気持ちになったことがあると思います。
人に何か言われても、なるべく嫌な気持ちにはなりたくないですよね。
今回は人から嫌なことを言われた時どう対処すればいいのかを5つ紹介していきます。
なぜ相手がその発言をしたかを考える
嫌な発言をされた時は、相手の立場になって考えると訳も分からずに苦しむことは無くなります。
冷静に相手を見ていると、その人の価値観や、どうあるべきという相手の願望が見えてきます。
他の原因としては、相手が誰にでも嫌味を言う人であれば、自分ではなく相手に問題があったりします。
悪い自分に焦点を当てるのではなく、悪いと判断した相手に焦点を当てて考えるようにしましょう。
相手に悪口をそのまま返す
相手にそのまま悪口を返すのは実際に使っている人も多いテクニックです。
例を上げると「あなたは病気だ」と言われた時に、「病気なのはあなただ」とそのまま返すやり方です。
ただ、立場上口に出すと問題になる場合もあると思うので、そういう時には心の中で思うだけでも効果はあるでしょう。
実際に自分の中のコンプレックスを他人にぶつけてどうにかしようとしている人も多いので、そういう人には有効なやり方です。
何も考えずに手軽に自分を守ることができますが、逆に反省の機会も失われるので状況を見て使っていきましょう。
他のことに集中する
言われた嫌なことを何度も思い返す反芻思考は、すればするほど記憶に定着します。
なので他のことに集中できる環境を作って、なるべく思い出さない環境を整える必要があります。
逆にそうしたネガティブエネルギーを糧に勉強や仕事に打ち込むのがおすすめです。
言葉に言葉以上の力はないと知る
あなたは言われた嫌な言葉が知らない外国語だった場合、同じように落ち込むでしょうか?
言葉が生み出す感情というのは完全に受け手に依存しています。
同じような言葉を言われても人によって傷つかなかったり傷ついたりするのはそのためです。
つまり言葉を発すること自体にはさほど影響力というものはないのです。
言葉ではなく言葉からもたらされる恐怖があなたを傷つけていることを自覚しましょう。
その発言を覚えてるのは既に自分だけと思う
冒頭でも書きましたが、嫌な発言をした側というのはあっさりとその記憶を忘れたりします。
みなさんも1週間前に自分が他人に話した内容はほとんど思い出せないはずです。
自分以外に誰もそのことについて覚えていないのであれば、自分もそれを忘れれば存在しないも同然です。
過去の嫌な記憶は、もうどこにも存在しないものと割り切って忘れてしまいましょう。
まとめ
相手に嫌なことを言われたら相手の立場になって考えるのがポイントでした。
相手の価値観や目的などが見えてくれば自分に特に問題があるわけではないと思えるようになって、深く傷つくことはなくなるでしょう。
ただ色々な人から同じことを言われる場合は本人に問題がある可能性が高いので一度反省したほうが良いかもしれません。
いずれにせよ何日も考え込む必要は全くないので、切り替えていきましょう。