意識高い系の人と本当に意識高い人の7つの違い

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実際はすごくないのに自分すごいアピールする人の事を意識高い系といいますよね。

ですが、本当にすごい意識高い人というのも存在します。

今回は、意識高い系の人意識高い人を比較して違いについて解説していきます。

意識高い系の人 意識高い人
幼児的万能感 囚われている 克服できている
我慢強さ 我慢弱くすぐ諦める 我慢強く続けられる
他人からの批判 他人からの批判に打たれ弱い 他人からの批判に動じない
理想 理想を抱いて自分の殻に閉じこもる 理想を掲げ実際に行動を起こす
失敗したとき 周りの人や環境のせいにする 自分が悪かったと反省する
自慢 よく自慢をする 自慢をしない
人脈 人脈は目的 人脈は手段

幼児的万能感

幼児的万能感とは世界が自分の思い通りになるという感覚です。

幼児期には自らが何もしなくても自分の身の回りの世話をしてくれる存在がいたことから、自分は何でもできるんだという勘違いを起こしている状態です。

一般的には大人になるにつれ、自分の力ではできないこともあることを知り徐々に捨て去っていくものです。

しかし幼児的万能感とうまく折り合いをつけられずに囚われてしまうと、自分の万能さを守るために行動を起こさなくなる人も現れます。

つまり本気を出して失敗するのを恐れ、本気を出して行動することをしなくなってしまうのです。

意識高い系の人は、こうした理由から実際に何もしない人も少なくありません。

意識高い人自分は万能ではないと割り切っていたり、失敗したとしても自分は万能と思い込んでいるので失敗を恐れません。

我慢強さ

幼児的万能感の項目でも書きましたが、意識高い系の人は自分は万能だと思っているので、才能があるからすぐに結果が出るものと思いこんでいます。

なので少しやって結果が出ないと、それ以上自分の万能さを脅かさないためにも簡単に諦めてしまいます。

意識高い人は「継続は力なり」という言葉があるように正しい継続方法で続けることが大事だということを分かっています。

他人からの批判

意識高い系の人は他人からの批判に弱いです。理由は自分に自信がないからです。

そもそもなぜ意識高い系の人が意識高いように他人に見せるかというと、他人によく思われたいからなのです。

つまり意識高い系の人は批判の真逆である称賛を求めることを目的にしている所があります。承認欲求に振り回されている状態とも言えます。

一方意識高い人は自分に絶対的な自信を持っているため、他人からの批判を気にしません。

理想

意識高い系の人は理想は自分の内に抱いて守るものです。それは万能で完璧な理想を他人からの批判に晒したくないからです。

個人の内に秘められた理想は、我々が目にする現実には現れてくることはありません。

一方意識高い人は自分の理想をどんどん外にさらけ出します。

もちろん批判もされますが、理想を認めて仲間になってくれる人も現れ、様々な意見を交換する中でより強固になって現実を変えるほどの力となって現れてきます。

世の中で生まれる製品やサービスはそうした人達が努力してきた結果です。

失敗したとき

意識高い系の人は失敗したとき、周りや環境のせいにします。周りのせいにするのが楽だからです。

その失敗はその場で終わりなので、同じ失敗を繰り返すこともあります。

意識高い人は失敗を反省して次の機会に活かそうと考えます。

また、その失敗が二度と発生しないような仕組みや環境を作ったりします。

自慢

意識高い系の人はよく自慢をします。周りからすごいと思われたいという承認欲求が元です。

自らの劣等感を払拭するために自慢して他人に認めてもらおうとしているのです。

意識高い人は自慢をしません。承認欲求に振り回されていないからです。

合理的に考えると、自慢をすると相手から嫌われる可能性しかなく、デメリットしか無いためやりません。

人脈

意識高い系の人にとって人脈は重要です。

すごい人との人脈があれば自分もすごくなったように思えたり、他の人に人脈を自慢できるかもしれません。

そのため積極的にパーティーやセミナーに参加して人脈づくりを目的に活動することがあります。

意識高い人にとって人脈は手段です。

何かやりたいことがあって、それを手伝ってくれそうな人を見つけるという意味で人脈は意味を持ちます。

例えば人脈づくりパーティーを主催して儲けたいと考えている時に、パーティー会場の人間や広告塔の人との人脈があればスムーズにイベントを進めることができます。

人脈が広いだけでは何の意味もなく、どうやって人脈を活用するかの方が大事ということです。

まとめ

意識高い系の人意識高い人を比較することで両者の違いがはっきりわかったかと思います。

こうして比較してみると意識高い系の人が嫌われる理由も納得できるのではないでしょうか。

この記事の内容を踏まえると、そういう人達のことを正しく評価できると思います。