あなたも完璧主義者かも?行動できない人が沼にハマってしまう4つの原因

雲のアイキャッチ 心理

「このままじゃだめだ」という気持ちが強い方必見の記事です。

いつも何かを始めようという気持ちはあるけど結局始めれない人向けに書いています。

行動できない人は以下に当てはまらないでしょうか?

    ・そもそも何をすればいいかわからない
    ・完璧なプランを考えてしまう
    ・周りの評価を気にしすぎる
    ・何をすればいいか迷う内に終わる

それぞれのケースを考えて、どうすれば行動できるようになるか考えていきます。

そもそも何をすればいいかわからない

こういった人達は、「行動する」「行動しない」以前の段階にいると考えます。

気持ちだけが焦っている場合は、特に何もしなくても大丈夫です。

逆に何もしないことを決めた時、自然に取ってしまう行動が本人のやりたい行動に繋がっているのではないでしょうか。

実は何をすればいいかというのは、そもそも他人から答えが貰える質問ではありません

例えば他人に「これをやれば?」と進められても気乗りがしないのがほとんどだと思います。

行動力の元となっているのは個人的な欲求です。よっぽど親しい人や能力のある人でない限り外から見てその欲求は分からないです。

それよりも自分が何をしたいかについて、自分自身でゆっくり考えてみるのが良いです。

昔、自分は何をするのが好きだったかを考えたりするのも参考になるはずです。

完璧なプランを考えてしまう

完璧なプランを考えてしまうという人は完璧主義者です。

完璧主義者とは、0か100でしか考えられない人です。それは損得勘定が強いことを示します。

そういう人達にありがちなのが、何か行動しようと考える時に、1つでもデメリットがあると0とみなし行動を諦めることです。

これは減点方式で物事を考えていることが原因です。

ほとんどの物事にはデメリットも存在するため、いつまでもありもしない理想を追い続けるはめになってしまうのです。

なぜこのようなことが起こるかと言うと、心理学にプロスペクト理論というものがあります。

これは同じ量の+と-を比較した時、心理的には-のほうが2.25倍高く感じられるというものです。

つまり、人間はメリットよりもデメリットの方が過剰に大きく見えてしまうものなのです。

こうした人達は、メリットとデメリットについて何となくで済ませずに、書き出してポイントを付けたりして客観的に比較できるようにしましょう。

また、完璧主義者の人達はいきなり大きな成果を出すことを目標にしがちです。

世の中の完成品はいきなり現れたのではなく、少しずつ積み上げて時間をかけて出来上がっています。

いきなり頭の中で完璧な状態を目指すよりも、最小限でも形にして試行錯誤を繰り返し完璧な状態に近づけるほうが現実的です。

周りの評価を気にしすぎる

行動するには周りの評価を気にしてはいけません

行動する人は大きく分けて以下の3つのパターンに分けられます。

    ・言われなくても行動する人
    ・言われたら行動する人
    ・言われても行動しない人

「言われなくても行動する人」が一番ですが、周りの評価を気にしすぎる人は、「言われたら行動する人」止まりにしかなりません。

周りの評価で動く人は、指示を出してくれる人がいる内は良いですが、いざ一人になると何も行動できません

逆に「言われなくても行動する人」は自分の中にしっかりとした価値観があり、自身だけで善いと悪いを判別できるからこそ行動できるのです。

自身がなかったり、自己評価が低かったりすると、周りの人の評価を過度に重要視しがちです。

しかし、周りの人でも人によって評価が違ったり、違う時代や国と比較すると価値観がガラッと変わったりします。

それよりも自分の中で確固たる評価を付けれるようにして、自分から行動できるようになりましょう。

何をすればいいか迷う内に終わる

やりたいことがたくさん浮かんできて、結局どれが一番良いか迷ってる内に何もしないというパターンも結構多いです。

思いついたことは全部実行しましょう。

最高の選択肢があって、それを選べば必ず成功するという考え方は実は間違いです。

迷いが発生している時点で、どれが正解か分からないことが多いからです。

働きながら資金を集めて、万全な準備でいざ新事業を開始した人なんかは失敗で終わることが多いです。

なぜならそこにはノウハウがないからです。

逆に成功者は色々なことに挑戦して失敗を数多く経験してきたりしています。

「やりたいことにあれこれ手を出してみて何が良いか」というと、やっている内にやり方が分かることです。

多くの人は、

    やり方が分からない→やらない

という考えなんですが、実は逆で

    やり方がわからない→やるべき

なんです。

実際にやってみると、どれが一番感触が良いかも分かります。やってみて一番良さそうなものを続ければ良いのです。

また、迷っている状態というのは実は脳のエネルギーを大量に消費します。

ビル・ゲイツが服を選ぶのに迷うことがないように、同じ柄の服しか着ないという話は有名ですね。

思いついたことは全部実行するようにすれば迷いは生じません。

選択肢のうちで微妙なものは、はっきりとやらないと決めることも重要です。

今日できることは今日行ったりして、一日の中から迷う時間を減らしていきましょう。

まとめ

人間が脳内で思っただけの出来事は、すぐに消えていきます。

成果を出せる人と出せない人の違いは実際に行動したかどうかがかなり重要です。

また、脳内で迷っている状態は脳に負荷をかける行為であることもお話しました。

脳を解放させるという意味でも実際に行動するのは良いことづくめですね。

なかなか行動できない人は「とりあえずやってみる」を心がけるようにするのはいかがでしょうか。