手軽に行動力を出す方法とは?
手軽に行動力を出す方法は「バカになること」です。
なぜ人は行動できなくなるのか
行動していない時は、無のようなイメージがありますがそれは誤りです。
なぜなら思考――考えることもまた、行動の1つとも言えるからです。
エネルギーの消費量から行くと、人間の脳は全臓器のうちの20%を使っています。
さらに、脳は何かに集中しているときと、ぼんやりと考え事をしている時では後者のほうがエネルギーの消費量が15倍になるというデータもあります。
つまり、思考状態が長引けば長引くほど何もしていないのにエネルギーを大量に消費しているという状態に追い込まれるのです。
社長と学歴の関係
起業には大変な行動力が必要とされます。
では社長と学歴にはなにか関連があるのでしょうか?
下記表にて社長と全体の最終学歴について比較してみました。
中卒 | 6.74% |
高卒 | 37.58% |
短大卒 | 1.75% |
大卒 | 52.47% |
その他 | 1.46% |
中卒 | 14% |
高卒 | 44% |
短大卒 | 16% |
大卒 | 26% |
参考:東京商工リサーチ 「130万人の社長データ調査」
社長というと大企業の社長も多く含まれるせいあってか、大卒の割合がかなり高く出ました。
じゃあバカかどうかと行動力は関係ないと言われそうですが、ここでいうバカになることというのは、こうした学歴で示されるようないわゆる頭の良さとは関係ないものなのです。
仕事は80点を目指そう
一般的によく言われる話として、仕事は100点を目指すのではなく80点を目指すのがいいと言われています。
なぜなら最初から100点を目指して仕事を始めると、完璧を目指すあまり入念に時間をかけて仕事が進むので時間がかかったり、そもそも完成しなかったりするからです。
80点を目指すのはスピードが早いのもメリットですが、80点の状態で一旦完成状態になるのも大きなメリットです。100点を目指す人は100点になるまで完成ではない=途中で辞められないという大きなデメリットが存在します。
また、80点を取った後でも時間をかけて100点に向けて良くしていくというアプローチをすることも可能なのです。
バカになることとは
では本題のバカになることとは何かについて説明していきます。
バカになることとは、思考する時間を少しでも減らし行動に移すことです。
人間はやらない理由を探すのが得意です。そしてその理由はとてももっともらしく聞こえるものです。思考はブレーキです。あなたが行動に移そうとする時に、「じゃあどうやってやろうか」と思考し始めた瞬間から行動の抑制が始まります。つまりこうした言語的なアプローチは全てマイナスに作用するため考えれば考えるほど沼にハマってしまうのです。
今すぐやれ!
つまり、考えすぎる人は意識的に思考を打ち切り、行動に移す意識が必要ということです。