あなたは「自分には才能がない」とか思い込んで悩んだりしていませんか?
そもそも一体才能とは何なのでしょうか。今回は才能について解説していきます。
才能とは
いきなり結論を言います。
才能とは、結果が出るかわからなくても継続し続けられる力のことです。
ここで言う継続とは努力と言い換えてもいいです。
ただ努力というと辛い思いをしながら続ける必要がありそうですがそうではなくて、重要なのは費やした時間です。
中学生の時に楽器で素晴らしい成績を残しても、高校生で別のことを始めて楽器を手放せばもう楽器の才能うんぬんは関係ないですよね。
才能とはその活動に時間を費やしている間にしか意味を持たないのです。
才能は誰が決めるもの?
そもそも才能とはあとから出た結果を人間が勝手に解釈した結果にしか過ぎません。
一流の野球選手が才能があると認められるのは、結果を出したからです。
それはつまり人生における中で野球に費やした時間が大きかったということです。
何の才能がないと嘆くような人も、気づいてないだけで必ず才能はあります。
サボってばかりの人でも、挑戦を避けることで自分が不当に傷ついたり無駄なエネルギーを使わなかったりする利点があります。つまりサボりの才能があるといえます。
人間の持つ時間は等しく、誰もが何らかの活動を行うことから、誰もが何らかの才能は持っているのです。
才能を伸ばす2パターン
才能を伸ばすパターンは大別して2つあります。
本人が楽しくて継続するパターン
これは本人に才能を伸ばそうとかいう気持ちはまったくなく、純粋に楽しいから活動を続けた結果、才能が開花するパターンです。
脳内の報酬系ドーパミンが分泌されるものは本人にその気がなくても継続しやすい性質があります。
ゲームとかSNSが良い例です。ついつい時間を忘れてのめり込んでしまう人は多いですよね。
ただ何であれ才能です。自分がこの才能を伸ばしているという自覚があれば何に時間をかけるのも良いと思います。
意図的に打ち込むものを決めて継続するパターン
受験勉強や仕事は、それ自体は楽しいものではないですが(楽しいという人もいますが)、それらを行うことで得られる報酬の期待からドーパミンが分泌され、継続することができます。
つまり未来を想像して今何をすべきかで行動しているパターンと言えます。
この未来を想像する力は人間にしかありません。
稲の種をその場で食べるのではなく、育てるという発想は人間にしかできないのです。
稲作してる間の人間は、来る日の豊作を想像してドーパミンを放出していました。
今あなたが何かに打ち込もうとして打ち込めないのであれば、幸福な未来を想像できないのが原因だと思います。
才能を伸ばすためにどうすべきか
とは言え実際に結果が出るかわからないものに対して、努力を続けるというのはとても難しいことです。
具体的な継続方法については下の記事にも書いてあるので興味があればご覧ください。
まとめ
才能とは結果が出るかわからなくても継続し続けられる力ということでした。
才能があるからではなく、継続を続けたから結果が出るということですね。
そして人間には何を継続するかを選択する力があります。
みなさんも自分の才能が何なのか、何の才能を伸ばしたいのかについてぜひ考えてみてください。